所得控除と税額控除の違いを整理します。
一言で
- 所得控除: 税金を計算する元の金額を減らす仕組み
- 税額控除: 計算した後の税金を直接減らす仕組み
です。
もう少し詳しく
まず、所得税などの税金が計算される流れをざっくり押さえましょう。
- 収入から経費などを引いて、所得を出す
- 所得からいろいろ差し引いて(← 所得控除)、課税所得を出す
- 課税所得に税率をかけて、税額を出す
- 税額からさらに差し引く ← 税額控除
所得控除は、このようにステップ2のところで使われるものです。
たとえば、あなたの所得が500万円だったとして、所得控除が100万円あると、税金がかかる対象は400万円に減ります。
医療費をたくさん払ったとか、生命保険に入っているとか、扶養している家族がいるとかの事情に応じて引いてもらえるものです。
ポイントは、所得控除が100万円あるとしても、100万円まるまる税金が安くなるわけではないということです。
税率をかける前の金額が100万円減るということなので、たとえば税率が20%の人なら、実際に安くなる税金は 100万円 × 20% = 20万円 です。
一方、税額控除はステップ4のところで引かれるものです。
こちらは、計算が終わった後の税金そのものから直接引きます。
たとえば税額控除が10万円あれば、払う税金がそのまま10万円減ります。
つまり、所得控除では税金の計算に使われる課税対象が少なくなり、お得です。
一方、税額控除は、税金を計算した後にその税額から直接引くので、税金が少なくなりお得です。
おわりに
所得控除は税金の計算前に課税対象を減額し、税額控除は計算後に直接税金を減額する、と覚えておけばOKです。
以上!
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